軽量で耐久性に優れたFRPを主素材とした、簡単に設置可能な片側放流式巡視橋です。

従来、山岳部などの巡視路用山道において、小川などを渡る材料としては、丸太や鉄材等が使われていましたが、耐食性や強度面、現場までの運搬方法などにおいて問題がありました。

ヘンミ巡視架台は材質をFRPを主体とすることで、これらの問題を解決しました。

設計者の方へ

商品のCADデータを用意しています。DWG(AUTOCADデータ)・ DXF(共通)です。ご入用の方は、何時でもお申し付けください。」

ヘンミ巡視架台の特徴

片側放流式で、2次災害を予防

片側をワイヤーロープで留め、大雨などの増水時に、流木・土砂で川を堰きとめる二次的な災害を防ぐ為に片側を流す対策をとっています。 又、現場復旧も簡単です。(ワイヤーロープは、ステンレスを使用しています)

渡すだけで施工は完了

ヘンミ巡視架台は、たわみ強度の強いFRPを使用しているため、どんな場所でものせるだけですので据付は簡単です。

軽量で組み立ても簡単です

部材はすべてボルト留めになっているので現場での組立ても簡単です。

1m当りの重量も約20kgと非常に軽量です。

一番重い部材の主柱材でも5m時で22kgですので少人数で運搬・取付作業ができ長期的に見ても経済的です。

優れた耐食・耐久・対候性

FRPを主体としており、急激な温度変化にも対応する優れた耐食性があります。

温泉地域や海岸地域などの環境の厳しい場所でも再塗装の必要が無く、再塗装などの維持管理費を必要としません。

表面はすべり止め加工

FRP砂板の表面は滑りにくく特殊加工されていますので安心して歩行できます。

 ヘンミ巡視架台の仕様

長さ標準規格:2m 3m 4m特別規格:5m 6m 7m 8m 
重量1当たり 約20kg主柱材他各部材は分割して運びます。
FRP主柱材の強度特性103mm角×2本時支店間距離:5000mm等分布過重:200kgたわみ量:16mm許容過重:200kg

使用上の注意
○ 渡る時は架台の上を1人ずつ渡って下さい。
○ 渡る時はゆすったり、ゆらしたりしないで下さい